ガルバリウムの塗装
東郷町のG様邸。
外壁の70%ほどがガルバリウム鋼板になります。ガルバリウムは亜鉛とアルミニウムの合金です。アルミニウムの特徴である加工がしやすかったり、耐食性が優れていたりの長所と亜鉛の犠牲防食性という長所を合わせ持っています。
アルミニウムやステンレスの錆びにくい性質を不動態皮膜と言うんだそうです。この不動態皮膜と亜鉛の犠牲防食性のハイブリッド効果で、高い耐食性を備えています。しかし「ガルバだから塗り替えはしなくていいって言われた。」などの話をよく聞きますが、錆びにくいですが錆びないわけではありませんし、汚れないわけではありません。現にG様邸を進めていくと、若干の腐食が見られましたし、高圧洗浄でも取れない汚れが付着していました。
そのガルバリウムの塗り替えは特に難しい訳では無いですが、しっかりとしたケレンと下塗り材の選定を間違えないようにしなければいけません。
しっかりと傷を付けてエポキシ錆止めの食い付きを良くします。
今回は仕上げ材が3分艶でローラー仕上げだと綺麗に仕上がらないので、スプレーガンでの吹き付けとしました。
M氏がエアーの圧最小で、苦労して吹いてくれている写真がこちら。
以前、関西ペイントの「ザウルス」をご紹介しましたが、そのグレードアップバージョンのRSバリアを使用。ケレンは2人で1日かけてやったので、それと合わせてバッチリのはずです。
当然上塗りは2回塗りです。
仕上がり写真をまだ撮ってないですが、ガルバリウムを張り替えたみたいに綺麗に仕上がりました。
ちなみに屋根もガルバリウムで、遮熱塗料のシリコンで仕上げましたよ。こちらはエポキシ錆止め→遮熱シーラー→遮熱塗料2回塗りの計4回塗りとしました。
お客様にも喜んで頂けますように…。
ガルバリウムの塗り替えなら創美 にお任せください。