京都完了



11日金曜日は、京都市左京区の足場バラし。
Kが頑張って、ほぼ一人で泊まり込み、終わらせました。
依頼してくださった方は大学の教授で、創美で去年の11月に行われた「みんなのグループ展」に来てくださったことから始まりました。
なぜ京都か…それは、先生は現在は九州の大学の教授ですが、出身は京都大学。
定年後は九州で暮らしたいのだそうで、それと合わせて教え子たちが集まれる場所を京都に作りたかったそうです。
京都大学も近く、京都大文字焼きが見える良い場所です。
はじめは「見積もりを取ったので見てほしい」とのことで、見させていただきましたら、余分な項目がたくさんあったので「あれはいらない」「これはいらない」とスリム化しましたら「お願いしたい」と言っていただきました。


まだまだ傷んでいない屋根を葺き替える見積もりだったり、外壁を安い材料で高く見積もってあったり…。
最近、瀬戸・尾張旭周辺でも、外壁塗装を良い材料と偽って安い材料にし、板金工事や防水工事など、やらなくても良い工事を追加している業者がいます。
「近所でやっているから」と来られたら、お客様はついつい見積もりを取ってしまい、強引さに負けて工事をしてしまうようです。
それと一緒で、大変多くの余分な工事が含まれていました…
こんなことを考えているので儲からないんだなぁ…と思いますが、地域で長く根深くやっていくには、地域の方達にとって必要な業者であること。偽らない・裏切らない・嘘をつかない…これに尽きると思います。
京都に戻ります…本来は泊まりで前日夜から行って美味しいお店に行く予定でしたが、予定が入ってしまい、朝向かうことに。
目覚ましを掛けずに6時過ぎに起き…あ!京都だった!でびっくりして起き、すっ飛んで向かいました。
出たのは6時半過ぎ、着いたのは9時前でした。
両隣りに近隣挨拶を済ませ、作業チェック。
足場屋さん到着して、シートを剥がしている間に泊まり込んだ様子をチェック。
足場屋さんと並行して掃除などを行いました。
全て終わったのが16時半頃。帰路に着きました。
今回の塗り替えのテーマは「土蔵のように」でした。
白の艶消し塗料で漆喰のように見せ、屋根はいぶし瓦みたいな色で塗装。樋は黒に交換しました。
樋は銅板なら格好良かったのでしょうが、そこまでは予算が出ません。

こちらの建物が最初の画像に変わりました。
京都の色合いは、シックな中に派手さがある…といったイメージ。


デザイン塗装に応用できるタイル柄も勉強できたし、大変楽しいお仕事でした。
ありがとうございました。