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塗装職人②

中村 誠司
日記

塗装職人…というより、外壁塗装専門店が淘汰される時が来るんじゃないか…というお話し。

お客様は何に重きを置いているのでしょう?

「長持ち」?「金額」?「技術」?

塗装を長持ちさせるのは塗料でしょうか?

…残念ながら「塗料」だけでは、答えはNO…。

とある塗料メーカー⁉︎自社で塗料の開発をしていない(というよりできない)、塗料を作る工場を持たないメーカーさんが西のほうにありますが、そのメーカーさんは、保証が異常に長い。あれれ…?な話しです。

フランチャイズで外壁塗装専門店を出店し、売り上げの10〜15%上納しなければいけないメーカーさん…。

そこの塗料を使ったことがありますが、あまり…な塗料でした…この先、今のままの塗料では、僕は使わないと思います。

その会社の、とあるフッ素はあまり良くなかった記憶です…関西ペイントダイナミックトップのほうが上⁈かもしれません。

塗料メーカーではあるけれど、メーカーという名の塗料販売店と言ったほうが、しっくりきます。

売り方が上手く、集客が上手です。

じゃあ塗装を長持ちさせるのは何でしょう…?

職人さんの技術と良心…だけど残念ながら手抜きをする職人さんはいなくなりません。

人間はもともと怠惰な生き物…と言われています。

放っておいたら楽なほうに逃げていくってことですよね…。

大変な作業を嫌がる…という意味。高圧洗浄・ケレン・下地調整・狭いところ…この中にデザイン塗装も入ります。

このような大変な作業が、実は一番大事。

塗装って簡単なようで、シビアな世界でもあり、少し順番を間違えただけでも塗り直さなければならない時もあります。

僕の個人的な意見ですが、人間の性質…というか、生き様が出るのかなぁと思います。

なかなか理解してもらえない世界…。

瀬戸市の辺りは塗装営業会社ばかりで、職人を抱えている会社さんは無いですから、どうしているんでしょう?

最近、屋根の仕上がりが悪い塗装工事が多くてびっくりします。

ローラーの繋ぎ目がばっちり…

これは下塗りがしっかりやっていない、もしくは中塗りで終わっている可能性があります。または希釈を多めにしているか…。下請けの職人さんからしたら、 仕上がりが悪くても安いからしょうがない…知ったこっちゃない…となりますよ。

でもそんな会社さんでも、たくさんの工事をやっているし、潰れることはない。

むしろ、しっかりとした工事をやっている会社ほど、ダメになっている現状があります。

材料価格と人件費の高騰に対応できていないんですね。

この先どうなることやら…。