サイディングの塗装
中村 誠司
今回のG様邸のサイディングは、塗り替え時期としては絶好のタイミングでした。ところどころ塗膜が割れていましたが、容易にリカバリーすることができる程度の傷みです。
ですが釘は浮いていましたので打ち込み直しをしました。外壁は4回塗りとさせていただきましたが、これには理由がありまして下塗りにRSサーフを使用するのが良いと思いましたので、その調整用として浸透形シーラーを塗りました。割れた塗膜をワイヤブラシで擦り、サイディング塗膜や基材に浸透形シーラーを吸い込ませてサーフの密着を確保。初めての塗り替えなので、2回目3回目の塗り替えに耐えられる下地を作ることを意識しました。
タイル調サイディングは、S様邸と同じRSダイヤモンドWトーン工法エイジング仕上げとさせていただき、ダイヤモンドをしっかり吹き付けしました。ダイヤモンドのクリアにシリコン樹脂が入っているためです。
やはりタイル調サイディングも、少し反りが見られたものの、傷みが少ない状態だったので長持ちしてくれると信じています。
実は高意匠サイディングのクリアのみ仕上げは、クリアの下でサイディングが色褪せる可能性を否定出来ないのと、色褪せした塗膜を再生することは出来ないので、褪せたまま塗ることになります…。
人生のうち何度とない、せっかくの塗り替えですので、こだわっていただけたら嬉しいです。そこにお付き合いするのも私の楽しみでもあります。
ガルバリウム鋼板の塗装とサイディング部分の塗装、そして附帯部分の塗装は完了しており、あとは防水と足場解体、そして犬のプレートの塗装で完了…いえいえ、解体後の清掃で完了になります。
長い期間の工事に、ご協力ありがとうございます。
塗装工事にこだわりたい方、創美 にお任せください。お手伝いさせていただきます。