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最近の塗料事情

中村 誠司
アドバイス下地処理下塗り外壁塗装屋根塗装業者選び遮熱塗装

とあるメーカーのやりすぎによる「期待耐候年数」に変化がでてきました。

無機塗料の期待耐候年数の25〜30年とかありえないですね。

一液のフッ素でも20年とか…ありえない。

そのメーカーさんの塗料は品質も悪く、自社生産・自社開発ではなく、OEMで他所の会社が作ったものを横流ししているだけの会社です。

2回ほど使用しましたがまったくダメ…

低汚染?…ノンノン

遮熱?…ノンノン

遮熱塗料出荷数日本一…

本当に遮熱塗料なのかわかりませんが、「遮熱塗料」と謳って売れば遮熱塗料なんだそうで、その会社の塗料は全部遮熱塗料だということです。

昔から遮熱塗料の基準が無くて、キセノンランプ試験のデータがパンフレットに載っているだけ。

偽造も可能なので信用してはいけません。

こちらの塗料メーカーは、最近ではお客様からのクレームが多いものの、まったく対応しないそうです。

僕は、常々お客様に無機塗料でも15年〜とお伝えしております。

保証も無機塗料で10年。

また、無機でもいろいろあるのをご存知でしょうか?

有機無機ハイブリッドでも

シリコンと無機のハイブリッド…

フッ素と無機のハイブリッド…

2種類あって、無機シリコンは日本ペイントとエスケー化研。

無機フッ素は関西ペイントとKFケミカル。

当然、無機フッ素がいいに決まっています。

創美では、シリコンはエスケーか関西ペイント、フッ素はKFケミカル、無機は関西ペイントかKFケミカルでご提案しています。

下塗りは、現在のところ関西ペイント一択です。

やはり関西ペイントの密着力はずば抜けています。

塗料の選定も大事ではありますが、何より下塗りの選定が「長持ち」に影響があります。

ブログに何度となく載せてきました。

何度も載せるということは、それだけ大事だからです。

またご紹介いたします。