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尾張旭市T様邸完了

中村 誠司
2018年9月 尾張旭市T様邸

工事中に3つの台風が来てしまったT様邸。

台風だけでなく雨もたくさん降り、工事が長引きました。T様、近隣の皆様にもご迷惑をお掛けしました。

やっと今日足場の解体です。

昨日は…

カラスが毎日「カァーカァー」鳴きながら止まる煙突に、鳥害防止のツクツクしたやつを引っ付け、剥がれたタイル部分にモルタル詰めをして完全に完了しました。

毎度の事ですが、塗装が捲れて下地が出てしまっている箇所には浸透形シーラーを塗ってから下塗りします。

これを下地処理と言います。

下塗りの事を下地処理、と言っている業者さんがいますが、下塗りは下塗りですのでお間違いないようにお願いいたします。

私がこだわる下地処理は、なるべく新築時に近い状態に戻してから塗装を始めたい、との思いで下地調整材を選定しています。これは当然メーカー推奨のものです。多くの場合でメーカー推奨は建築塗装における標準仕様に当てはまっています。

それプラス、サイディングの浮きや割れの修理、そんな下地処理を施した後に

やっと下塗りに入ります。

今回はRSプライマーを選定しました。

これは直張りのサイディングに伸びのある下塗り材はNGだからなのと、ご近所が隣接していますので、溶剤臭気がこもるといけないからです。密着は抜群です。

上塗りにはお客様の要望に合わせた材料を使用します。

前にも書きましたが、シリコン塗料のマットタイプを選定です。最近は多くのお客様が「艶でピカピカになるのは…」と仰います。近年、主流のサイディングがマット感のある物が多いからかも知れませんね。

そして、屋根材は弱溶剤を中心に使います。それも遮熱塗料を標準仕様にしています。遮熱塗料の値段なんて通常の塗料と変わりません。

遮熱塗料を受け入れてくださるお客様が多いので使わせていただいてます。

今回のお客様のご要望は、「以前と同じような感じで」との事でしたので、壁はグレー。屋根も黒ではない黒に近い色をチョイスしてもらいました。

綺麗な仕上がりです。

破風の先端が腐っていたので部分交換。

中庭の窓枠も腐っていたところは交換しておきました。

「前よりも綺麗に素敵に」をコンセプトにしておりますので、どうでしょうか。

いろいろお住まいにこだわりたい方、創美にお問い合わせ ください。