上塗りは何使う⁈(ラジカル制御形編)
ラジカル制御って何?
僕も最初は「何それ⁈」って思いました。
塗料の中に含まれる酸化チタンが紫外線に曝されることによって起こる現象を「ラジカル」というのだそうです。そしてこのラジカルという現象が、塗料の劣化や破壊を促進するとのこと…。
わかりますか〜…僕は頭がパンクしそうです(笑)
そして、この酸化チタンを特殊コーティングしたものをラジカル制御形塗料というのだそう…。
酸化チタンは白の顔料に含まれているそうです。
ラジカル制御…って聞こえ出したのは日本ペイントの「パーフェクトトップ」からですね。
最近はラベルも変わってお洒落な印象になりました。
チョーキングしにくい樹脂として、技術的には昔からあったとお聞きしましたが、日本ペイントさんの販売戦略というのか、当時一世を風靡していたシリコン塗料より上の塗料に見せる…というのか、売れる塗料作りはさすがだなぁと思いました。
シリコンとフッ素の間の塗料というイメージ。
チョーキングしにくい塗料ということですが、ゼロではないはずなんですよね…。
そこは半信半疑なんですが、メーカーの販売戦略だと思うと鵜呑みにはできません。
日本ペイントさんのパーフェクトトップはアクリル。
うーん…どうなんでしょう。
創美としては、艶消しや3分艶などの艶調整品が多いので、少し中身にもこだわりたい、ということで↓
関西ペイントさんのダイナミックトップをお薦めしています。
いわゆる高級シリコンです。
日本ペイントさんのアクリルのラジカル制御に対して、関西ペイントさんのシリコンのラジカル制御形塗料ということで、少しでも長持ちするために選んでいます。
ラジカル制御形塗料で、シリコン塗料より2〜3年塗料としての寿命が延びれば有難いですから。
金額としては、外壁だけで2〜3万円の違いなら、ラジカル制御形塗料だと思います。