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最近の塗装屋の動向2

中村 誠司
タイル調塗装テクスチャーペイントデザイン塗装業者選び

ここ3〜4年、塗装屋さんが経営コンサルタントを入れ、通り沿いにショールームを持つことがトレンドとなっております(コンサルを入れてない創美も出しますけどね)

これは経営コンサルタントの戦略のようですよ。

たくさん看板を出して安売りチラシを打つ。

なりふり構わず値下げして仕事を取る。

地域のシェアを取って、別の場所に支店を出していく戦略ですね。

お客様や外注業者とのトラブルも多く発生しているということをメーカーさんからも聞きます。

僕の考えでは、支店を出して根っこを広げるより、さらに深く根を張りたいなぁと思うんですよね。

さて…今、材料代が値上がりしています。

昨日の円相場も、とうとう133円台に突入しました。

このままいくと、さらに材料代が高くなるのはしょうがないのかなぁと…しかしいつまで続くのか…。

材料費の値上がりで、一軒当たりの材料費が50000円ほど高くなりました。これを価格に反映できないし、今はこちらで処理していますが…そろそろ限界にきています。

そんな中、工事費を大幅値引きして受注する会社の仕事内容はどうなんでしょう?疑問です。

施工業者目線で話しをすると、値段を下げて仕事を取る…=薄利だから工事数を増やさないとやっていけない。早く工事を終わらせて、次から次へと現場をやらないとやっていけなくなる。

材料費も上がっているけど、外注を叩いて安くやらせるからいいや、みたいな…。

想像でブログを書いています(笑)。

でもこんなところでしょう。

コストをカットしているんではなく、人件費を安くしているんです。するとどうなるかはわかりますよね?

なぜ普通ではいけないのでしょう?

「安い」は正義なのでしょうか?

昔のブログによく書きました。

「安い」には訳がある、と。

きっとまともな塗装工事をわかってくださるお客様はいると信じています。