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手紙…。

中村 誠司
サイディングボードサイディング補修下地処理遮熱塗装

創美が下請けをやめて、お客様からの直接受注100%を目指してから3年半…。

経緯を書くと長〜くなります。

2008年のリーマンショック。

リーマンショックの際、大型物件を手広くやっていた創美は痛手を受け、自分の給料も取れないほどでした。

そこから建材メーカー(サイディングメーカー)の補修部隊を工事の半数にしていく方向転換に成功し、軌道に乗りました。

これでサイディングや屋根材の知識を深めることができたし、サイディング補修が他社様より得意な創美としての売り⁈になったと思います。

その出鼻に東日本大震災です。

今回のコロナショックもそうですが、人生うまくいかないようにできていますね(笑)。

私は宮城県石巻市の生まれです。

3歳までしか住んでいないし、記憶もほとんどありません。

しかし自分が生まれた土地が震災でめちゃくちゃに…。

心が押し潰されそうでした。

何とかしたいと思い、始めたのが少しばかりの寄付です。

震災の時に生まれた子供が成人するまで。

震災翌年の’12年から始めたので9年(途中1〜2回抜けています)。

最初の頃は市役所、途中から教育委員会に寄付しています。

そして頂いているのが

この手紙です。

新生創美が当初、環境保護対策として遮熱塗料を通常の塗料での塗装と同じ値段で塗装をさせていただき、その利益を震災の土地へ寄付する、という事業を行いました。

当初個人で行っていた寄付を会社からとし、環境対策としたいとの思いです。

その時はまったく問い合わせがなく、工事してくれるのは知り合いのみ(汗)。だけど寄付はしようと。

震災による原発の爆発。自然に逆らう人間へのお仕置きかなぁと考え、塗装でできる環境対策をするために遮熱塗料はありだと考えています。商売のためだけではなく、地球のため、お客様のためでもあります。

お時間がある時に「創美の想い」に、今一度目を通していただけると嬉しいです。

ゴミを出来るだけ出さない。

塗り替えの回数をできるだけ減らす。

提案には理由があり、お客様に生意気を言って申し訳ないのですが、塗り替えの回数を減らすためには、良い塗料を使い、良い塗料を使うためには徹底して良い下地を作らなければ意味がありません(価格は適正価格ですよ)。

あまり書きたくないのですが、部位によっては4回塗り、5回塗りになっているところがあります。

言葉だけの「下地処理」とはわけがちがうんです。

間違いなく実施する点検と下地作り。そこはほぼ私がやっておりますので、月に多くて3軒ほどしか仕上げることができません。

お待たせしてしまう創美をお許しください。

今回のブログは、3年半前に創美が手配りしたチラシを見てくださったお客様にご報告をと思い、書いています。