シンシアの丘
中村 誠司
先日、とある団体様に同行して長久手市?瀬戸市?の境い目にあるシンシアの丘へ見学に行ってきました。
シンシアの丘は介助犬の訓練施設です。
身体障害者補助犬法という、身体障害者が社会参加・自立の促進に寄与する目的で作られた法律が制定されて、日本で初めて国から認定された介助犬がシンシアというラブラドールだったそうです。
その名前を取ってシンシアの丘と名付けられ、慰霊碑もここにあります。
以前から、何か自分にできる事がないだろうか…と考えていまして、寄付をするか、パピーホームボランティアやリタイア犬のお世話するか、などいろいろ考えていました。
でも、ただラブラドールが好きなだけでできる事ではないな、と感じていましたし、躾も厳しいのかなぁ。
そして、施設が東京から愛知県に移設された経緯やこの施設の意義など、お話を聞くにしたがって、やはり少しでも力になりたいと思いました。
寄付もそうですが、やはりパピーちゃんやキャリアチェンジ犬の引き受け、できる事はなんでもありそうです。
しかし気になったのは、犬舎にいた訓練が始まった犬達の寂しそうな顔が印象に残っています…。
動物らしく生きて欲しい反面、身体が不自由な人の役に立って欲しいという、複雑な気持ちが出てきたり…。
もともとは使役犬として活躍するのがラブラドールですからね…。
私は、自分にできるほんの少しの寄付と、パピーちゃんやキャリアチェンジ犬、リタイア犬達の人生に関われたらと思います。
今はそれが私にできる事です。