ロングラン工事
6月初旬に始まった長久手市のD様邸。
40日以上の長きに渡った工事がフィナーレを迎えました。
先日お施主様と足場に登り、検査と作業内容の確認をしていただきました。
創美の仕事は、下地をしっかり作ってから塗装をします。そうすることで、痛みが出てからもう一踏ん張り塗装の膜が頑張って長持ちしてくれます。
その方法は、外壁材と下塗りの組み合わせと下地補修を合わせた数だけあります。
D様邸の場合は、古い塗装がよく捲れました。高圧洗浄で取りきれなかった塗膜が残った箇所は水性のエポキシプライマー。塗膜が取りきれた箇所は弱溶剤の難付着サイディング対応のエポキシプライマーを塗りました。塗膜が残った箇所は弱溶剤型を使ってしまうと、塗膜を侵して縮れてしまい、収集がつかなくなってしまう為です。莫大な費用をかけなければいけなくなります。
塗膜が取れた箇所は、下地に何を塗ってあるか分からない為(塗り替えがしてありました)、対応幅が広い材料でないと後々大変な事が起きる可能性があるので、難付着サイディング対応プライマーです。
塗る部分によって下塗りを変えるといった臨機応変な対応は、小回りが利く地域密着工事店しかできません。
下地補修に関しては前投稿をご覧ください。
そして上塗りにはリフォームサミット専用塗料のシリコン塗料の上級ランクである低汚染型の物を選んでいただきました。
綺麗ですね。
以前のサイディングがこちらでした。
ベランダ改修工事の際に、大工さんに一緒に張り替えてもらいました。さすがにこれだけ傷んでいると、塗っても10年保ちません。ベランダの内外で15平米ほど。
この上から塩ビシートを復旧。
通気シートを貼り込み。
ウレタンを2層塗って防水は完了です。
通気工法ですので、湿気を外に逃がしてくれます。
屋根はご夫婦こだわりの緑。
「良い色でしたね。」と言っていただき、私も凄く嬉しいです。他のお客様が迷われたら見本にさせてもらおうと思います。
材料はシリコン弱溶剤型遮熱塗料です。
アスベストを含む材だといけないので、染み込ませるタイプのエポキシシーラーでガチガチに固めてから、遮熱プライマー。こちらが効果を発揮します。サーモグラフィーで測ると、表面温度を30℃以上下げます。ただ白ですし、こちらだけでは耐候性がありません。その上に上塗りを2回塗り。
上塗りを塗るとおよそ16〜18℃の表面温度の低下を確認しています。
今年のような「危険な暑さ」の場合、どれだけ効果があるかわかりませんが、私の自宅は今年でも27℃の設定温度を保っています。
創美スタンダード仕様で工事してくださいました長久手市D様邸。
ありがとうございました。
うちのはなもまた遊んでくださいね。
長久手市で塗装にこだわりたい方は創美にご相談ください。
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