ブログ

遮熱塗装

中村 誠司
外壁塗装

東日本大震災からちょうど6年、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げますとともに、宮城県石巻市出身の私としましては、被災地と寄り添い、共にありたいと思っています。

 

 

巷に溢れている遮熱、断熱塗料を購入したお客様は、どれだけ体感していただいているのだろうか…。ちなみに私の自宅も遮熱塗装をし、「なんか良いんじゃない?」的な効果は感じましたが、濃い色を選択したこともあってか、劇的な変化を体感するには至っておりません。ただ夕方から朝に掛けての暑さが幾分マシになっている気がしています。

当然、一年近く経過した今もギラギラ艶のままです。

私が知る限り、とあるメーカーの塗料で水性の断熱プライマー2回塗+遮断熱トップ2回塗で表面温度が32°±3°下がっているのを確認しています。創美で施工した現場ですが(屋根ではなく施設の試験施工)、水性ですので下地作りに苦心します。結局、溶剤の下地材で施工後・・・からの断熱プライマー塗布という事になります。一般のお客様には負担が重くのしかかりますのでお薦めしません。

 

私が結婚したばかりの頃、団地の最上階に住んでいました。夏場家に帰ると、ものすごく暑く、温度計を見ると40度近くに。

見るだけで痩せてしまいます。

そんな真夏に屋上防水の工事が始まりました。忘れもしません、長男が産まれた年で、水不足で一時断水となった年でした。ドスドス歩く音と、シルバーの塗装をして暑さが和らいだのもハッキリと覚えています。遮熱シーラーなどは白いこともあり、真夏に塗っていたにも関わらず、手で触っても全く熱くなかったのです。上塗りは濃い色を使用しておりますが、白に近い色ほど遮熱効果を発揮します。
「太陽からの光を反射させ熱に変える量をすくなくし、ヒートアイランド対策に貢献する」どこかに書いてあった言葉でしたが、自然を愛する私は共感し屋根を遮熱塗装しました。

 


私は品質が悪いと思うメーカーの材料や屋根材に水性塗料は使いません。タスペーサーで縁切りや通気緩衝しても、塗膜が浮く可能性を否定できないからです。絶対に浮く訳ではありません。なるべく、お客様にご迷惑をおかけしないためです。
私達職人は、メーカーの見解や経験則から物事を判断してしまいがちです。
データに裏付けされた結果を、お客様に見て貰えるようにしていかなくてはいけないと考えています。

今回チラシを作成しました。

地元で少数の方にしか提供できず申し訳ありません。

屋根遮熱塗装を少しお値打ちにお出ししたいと思います。データ採取と、些少ではありますが今回の利益の一部を被災地に送ります。

 

詳細はお問い合わせください。

 

まだチラシを配布していないのに、見積依頼をいただきました。ありがとうございます。