屋根材の差し替え
中村 誠司
守山区のM様邸。
築20数年。割れやすい屋根材が使用されています。「アスベストは含まれていない」と言ってみえましたが、年数の計算が合わず…。
アスベストは耐熱・耐久性に優れていて、過去に多くの建材に使用されています。そして建材会社の工場内はもちろん、その生産工場周辺でも健康被害が出たため、アスベスト自体が使用禁止となりました。アスベスト使用建材は解体しなければ飛散しないと言われています。しかし、今後は古くなった建物の解体工事が増えると、アスベストの飛散リスクが増えるかもしれません。解体処理業者の選定もアスベストに精通した業者さんにお願いしなければいけませんね。
割れやすい屋根材。大きな声では言えませんが、屋根はバキバキに割れています(お施主様にはお伝えしております)。
小さい割れはエポキシ系接着剤で補修しますが、根元から割れているのは無理ですし、割れた物が無くなっているとどうしようもありません。
ですので、同じく瀬戸のY板金工業さんに依頼して、屋根材の差し替えと補修をお願いしました。
お施主様は、今回は塗り替えを希望しておられますので、しっかりと塗り固めます。
今日は屋根強化プライマーを浸透させました。
この後、遮熱塗料のシーラー→遮熱塗料上塗り2回塗りです。
商品名は伏せますが、この形状の屋根材は割れやすく雨漏りリスクも大きいため、屋根のカバー工法・撤去葺き替えも考えて頂いたほうが良いかもしれません。
屋根に不安のある方、創美にご相談ください。