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最近思うこと②

中村 誠司
ポータルサイト下地処理塗装の材料について外壁塗装屋根塗装手抜き工事撲滅日記業者選び

先日、他社クレーム処理の手直し見積もり依頼のブログを書きましたが、その後見積もりを作りました。

大変な金額です。

足場は当然組み直し。

硬化不良の塗装を全部シンナーで拭き取ります。

付帯部のみ工事の場合を想定して、外壁はシンナーが付着すると、付帯部の色が付いてしますので、当然全養生です。

シンナーでの拭き取りも、化学物質取扱責任の観点から、化学防護手袋を使用します。有機溶剤中毒を防ぐため使い捨てとします。

そう考えていくと、もう一度無機塗料での塗装工事にもう少しで手が届くぐらいの金額となってしまいます。

その会社は、相見積もりの最後に一番安い金額で、外壁の数量、屋根の数量を少なくし、金額を一番安くして見積もりを出してきたそうです。

そのお客様も7社ぐらいから見積もりを取っていたので、そんな業者が混じるのも仕方ないですね。

なぜ相見積もりを取るかというと、金額の適正化を目指すためです。

3社が適切で、真ん中の業者を取るのが一般的なのを覚えていていただきたい。

最近では、なんでもかんでも値引きして、安くするのが正義…みたいな流れになっていますが、安くしすぎる業者には要注意です。

過度な値引きによって手抜き工事になるのは間違いありません。

今回の手抜き業者は、前から「ひどい塗装をするなぁ」と思っていた業者さんでした。

クリヤーが黄ばんだり、一回塗りなのか足場の段差で酷いムラができていたり、何でもかんでも外壁材で塗っていたり…

一般のお客様では分かりにくいですが、僕の目はごまかせません。

職人の風体、車、車の置き方などでもわかりますね。

塗装営業会社がダメとは言いませんが、管理者を置いてあることはマストです。

営業→管理→職人の引き継ぎがしっかりできていないので、今回のような塗装事故が起きるんです。

職人さんの行動をしっかりと管理する、これが大事。

職人さんができない訳ではなく、人間は怠惰な生き物なので楽なほうに行きがちです。

それを制御するのが現場管理。

安全大会やメーカーの材料研修などで、常に職人さんにも安全や塗装事故防止の意識を高めてあげなくてはいけません。

創美では、その取り組みも行っております。

どんな取り組みかは直接聞いていただきたい。

塗装事故撲滅、手抜き工事撲滅が創美の想いです。