ガルバリウム
ガルバリウム…ガルバニウム
ガルバリウムです。
ガルバも塗装が必要になる時期があります。
黒っぽいつぶつぶが見えますか?錆です。
昔から「ガルバは塗装しなくていい」と言われています。
だけどガルバも、このように錆びますからね。
アルミニウムと亜鉛のメッキ鋼板で、錆びにくいですが、錆びないわけではありません。
特に雨が当たらないところは、滞った埃が湿気を帯びてサビが廻ります。
だから…メンテナンスフリーではないのです。
錆びて穴があくこともあるので、お気をつけくださいね。
ただ塗装をする際、大事なことが二つあります。まず一番大事なのがコレ!
「ケレン」です。
傷をしっかり付けて、塗料の足付けを良くすることです。ケレン傷に塗料の粒子が入り込み、密着力が高まります。
そしてもう一つ大事なのが、錆止めは2成分の反応硬化型のものを使用することです。
この二つを守れば、塗装の安全、安心が高まります。
僕が一番怖いのが、塗料の剥がれや膨れです。
そうならないための「下地処理」「素地調整」なんです。
建築には、どの業種にも施工要領や、守らなければならない施工手順があります。
とある外壁塗装専門店のチラシに、「たしかな下地処理」の写真が、信じられないことをしている写真が使われているのを見つけました。そしてそれはしばらくの間使われていたのです。
こいつは素人だ…建築全般に携わっていないのがわかりました。
施工要領ぐらいは勉強したいですよね。
建築は同じ材料を使ったからといって、同じ物ができあがるとは言えません。
でもあまりブログに書きすぎると、すぐに真似されちゃいますからこの辺でやめておきます。
「ガルバは塗らなくてもいい」と言われたら、建築のことを知らない業者だと思ってもいいかもしれないですね。
また仕上がりの肌を綺麗に見せるならば…
艶は3分艶、秘密の塗装方法で塗装すること、創美で塗装することが綺麗に魅せるコツです。
まるで新築みたいですよね!
たまに通る道で塗装されたガルバは、とても残念な塗装になっていました…お客様も気にしていたのでしょう、1年ほどでやり直しの工事をされていました。
問い合わせのお客様が「塗装のことはまったく分からないから…」と言うのですが、それはそうです。でも慎重に値段の比較ばかりして、口だけの営業マンに騙される…そうならないように、塗装にとって何が大事かを知ることが成功への早道かもしれませんね。