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塗料選び(シリコン編)

中村 誠司
塗装の材料について外壁塗装

コロナショックの煽りで、選ばれる塗料に変化が出てきました。

先行き不安ですからね…お値打ちに工事をしたいと思うお客様が多くなってきた気がします。

そこで塗料の選び方について少しお話しさせていただきます。

お家の塗り替えを考える時、塗料のグレードを皆さん気にされますよね。

現在、この中部地方ではシリコンよりフッ素が選ばれています。2・3年前とはかなり違ってきています。

しかし地域差があり、東京辺りではまだシリコンが主流。塗装営業会社が多く、シリコンを主に売っていますね。

最近塗り替えられる住宅はデザインサイディングが主流です。

それに合わせて

塗料のグレード関係無く、色んな仕上げができるんです。

それはさておき、シリコンでも大きく分けて3つほどに分けることができます。

一つ目、通常のシリコン塗料。

10年前に一世を風靡した塗料です。説明の必要も無いですね。

二つ目、少し前に出たラジカル制御型の塗料です。樹脂の中の酸化チタンが紫外線の影響を受けて周りの樹脂を痛めつける、そして塗料が傷んでいく過程のラジカルが発生しないように制御する塗料です。

三つ目、2液形の反応硬化型シリコン塗料です。これは少しお高くなっています。

硬化剤に低汚染性をもたらす何がしかが入っています。

この三つ目の塗料が1液形となり、かつ低汚染を売りにできるほどの材料が関西ペイントから半年ほど前に発売されました。

関西ペイントが信頼できるのは、塗料のベースとなる樹脂は子会社を含めた自社の周りで調達しているところです。材料に合う樹脂を作るところからやっているのです。

他メーカーは外国から安い樹脂を輸入して塗料を作る。関西ペイントも物によってはそういった材料もあるかもしれませんが、基本は自社調達なんだそうです。

他メーカーが耐候性15年というと、関西ペイントでは12年と謳います。それでも実際には他社より耐候性が良い場合がほとんど。

私もそこは声を大にして言いたいのですが…。

しかし関西ペイントの材料だけでは、今のご時世を生き抜いていけません。

銀行と大きい会社は担当者次第ですからね。

今はコロナの影響もあってか、まったく技術や塗料の情報が入らなくなってしまいました。

そこでアステックペイントの塗料も使えるように環境を整えました。このメーカーさん、私達工事業者に対してアフターフォローが凄いんです。色んな情報もくれます。

それに長持ちしそうな、なかなか良い材料を出してくれていて、特に屋根材は良さそうに感じています。

本題に戻りますが、シリコン最上級スペック低汚染形のもので10〜12.3年。コケやカビなどの汚れが気になるお住まいに良い塗料です。

次のラジカル制御型シリコン塗料でも10〜12.3年。通常のシリコンより長持ち。

通常のシリコンで8〜10年。

少な目に言っているのと、全て環境によりますので材料選びの際はそこをご配慮ください。

このようにお住まいの状況によって材料を選んでも良いですね。

瀬戸市・尾張旭市・長久手市・守山区周辺で外壁塗装・防水工事をお考えなら創美にご相談ください。

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