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新しい下塗り材

中村 誠司
塗装の材料について2018年4月 清洲市K様邸

4月12日、関西ペイントからリフォームサミット専用塗料の下塗り材に、RSマルチシーラーが追加されました。

これから増えるとみられる、無機塗装光触媒の塗装の塗り替えに使うことができる下塗り材です。

待ちに待った下塗り材です。

ですがリフォームサミットでしか出さないらしく汎用品は出す予定が無い、との事…

研修に参加し、施工要領を守る業者のみにしか売らないということなのでしょう。そもそも光触媒や無機塗装の上に塗装って難しいですからね。

以前、とあるハウスメーカーさんの補修工事で無機塗装サイディングの再塗装をさせていただいていましたが、仕事に対する要求がなかなか高く…。全面ケレンはもちろん、溶剤拭き。その後強溶剤の下塗りでした。無機クリヤーの不具合でしたので、クリヤーが削れるくらいのケレンを要求されました。

言われてもやらない業者さんもいますから。

業界の方では無い人からすると、やらなければいけない事をやらない人っているの⁈って思うんでしょうけど…いるんです…悲しい事ですけど。

業界自体の意識も高くなると良いんですが…。

12日から始まった清須市K様邸。

ハウスメーカーのTホームのお住まいで、外壁には無機塗装のサイディングが使われています。

こちらのお住まいの塗り替えに間に合って良かったです。

今回は壁を塗る前に

錆止め

中塗りを先に進めています。

凄く細々と附帯部があるため、先に仕上げる部分も多数あります。

大多数の附帯部が塩ビ被覆鋼板のため、強溶剤の下塗りを使用します。

塩ビ被覆鋼板は、簡単に言うと鉄板にビニールが貼り付けてあるため、ビニールの可塑剤が塗膜に移行しやすく、塗って間もなく黒くなってしまったりベタベタになってしまったり…。

関西ペイントのエポマリンGXでそれを遮断。強溶剤の下塗り、これで失敗は一度もありません。

今日明日は私が現場に行けず、M氏が頑張ってシャッターなどを仕上げてくれています。助かります。

お住まいに適した塗装仕様を知りたいなら創美 にお問い合わせください。