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エポキシ下塗り

中村 誠司
下地処理下塗り業者選び2023年6月 岡崎市K様邸

岡崎市K様邸はエポキシ系の下塗りを使用しています。

創美では、基本エポキシ系の下塗りを使うんですが、透明なタイプか顔料で白いタイプになります。

どちらも反応硬化タイプで、二つの液体を混ぜるものになります。

反応硬化タイプは、二つの液体を混ぜると科学的に固まるので、より丈夫で密着が強い下地が出来上がります。

エポキシ系の特徴として、水分に強く、密着に優れているとされているのが僕がエポキシ系を使う理由になります。

当然、下塗りの下には、エポキシ系含浸タイプの、より強くてキツい下地調整材が施工してあります。

僕は、よその会社が工事しているのを見ると、まず下塗り材に何が使われているかを覗き込みます。

そうすると…「ああ、なるほど」となるわけです。

ネットで情報を仕入れると、上塗り材のことはよく書かれていますが、下塗り材のことにはあまり触れられていません。

「塗装の豆知識」みたいなものを載せているのは、塗装一括見積もりサイトで、素人が作ったものだからです。

一番大事なのは下塗り。

これに尽きます。

エコキュート裏も長柄を使って下塗りを塗っています。

一番端折られるのが下塗りでもあります。

とくにマンションなどの大型物件を主戦場にしている塗装屋さんは、とにかく下塗りを端折ります。

色んな職人さんを見てきましたが、僕を黙らせるような職人さんは、35年の塗装屋人生の中でも5本の指で治まる人数しかいませんね。

それだけ自分に厳しく、また貪欲に知識を頭に叩き込み、それを愚直に実践していく…この難しさよ…。

塗装工事をお考えの方は、こんな職人さんに出会えるといいですね。