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展示場

中村 誠司
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とある住宅展示場のP社様の内装を、イタリアのValpaintで塗装させていただきました。

あれ。もっと写真を撮ったと思ったのにあまり無かったですね(汗)

玄関のR壁はインパクトありますね。玄関を入ってすぐにR壁があります。仕上がりを見ると綺麗なR壁になっていますが、貼ったばかりのプラスターボードはフニャフニャでベコベコでした…。

R部分は触れば凹むので、メッシュシートを張り込み、パテで凹凸を抑え…。

フニャフニャだったボードも、仕上げる頃にはしっかりと固定。「パテを打ち乾燥させる」を繰り返すこと7回…やっとです。

上の2枚の写真は、家具とR壁の裏側。

家具は中塗りでここまで仕上がりました

R壁の裏側はまだ中塗りの状態です。

今回、Sabulador Soft (サブラドールソフト)という材料で、Valpaintの中では、比較的派手ではない材料になります。

設計士さんが「テラコッタ調に仕上げたい」とおっしゃっていたので、そのようになるよう気を配りました。

ここはリビングの吹き抜けを、上から下まで一面塗装。

パテも大変でしたが、仕上がれば幸せ。

自画自賛したくなるような、まさにテラコッタ。

テラコッタとは、「粘土を焼いたもの」だそうです。

内装の塗装ってクロスみたいに乱れの無い均一に塗られたものが美しいとされます(それはそれで美しいとは思います…)が、ランダムにブラシを動かして、自然な風合いを表現するのも素敵です。個性が出ますし、2度と同じ模様はできません。

お客様が求める唯一無二のものが、その瞬間に出来上がるのです。

当然、我々作る側は、毎回練習、入念な打ち合わせをしてから作業に挑みます。

今回は、女性の設計士さんでしたが、一緒に作業をしてくれました。

楽しそうでしたね。

「ここを手始めに、他の展示場にもValpaintが広まるかも」とまで言っていただけて、感謝です。

次は、とある店舗の改装で、少しValpaintを使用予定。

他社には無い内装工事は、創美にお任せください。