ブログ

下塗り選定

中村 誠司
下地処理下地補修下塗り塗装の材料について外壁塗装業者選び

こちらも過去ブログから「下塗り選定」について書いたブログです。

去年書いたものなので、そこまで現在の仕様と異なってはおりませんね。

ここから下↓

お久しブログになってしまいました(汗)すみません。

さて外壁の塗料を選ぶことはあっても、下塗りは選びませんよね?

何度かブログに書いておりますが、見逃した方のために何度でも書きます(笑)

実はこれも、長持ちのための大事な要素ですから。

関西ペイントでいきますと…

僕は下塗りの、さらに下塗りにはこの系統の材料を使います。外壁でもこれを必要とするところがあるんです。どのお宅もこれで下処理をしてから塗装に取り掛かります。

これをやる業者は無いと思います。

だって手間が掛かりますから。

窯業系サイディングの場合、

↑これか

↑こちらを使います。

この使い分けは、サイディングの傷みによって変えます。より傷みがある場合はエポレジン。

まさかカチオンシーラーで済ます業者に頼んでないですよね?

サイディングには2液反応硬化型の下塗り材はマストです。

たまにシリコンクラフトなどを使うこともあります。

シリコンクラフトは、基本モルタル壁用と考えています。

モルタル壁は、伸縮性が無いためクラックが入り易いので、少しでも伸びる材料で。

ひび割れが多い場合には…

こちらを使ってください。

まだ他に下塗りを選定する要素はたくさんありますが、オーソドックスに使い分けるとなると、ここら辺です。

メーカーの違いはあっても、機能的にはそんなに変わりません。

ちょっと材料の機能が怪しいのが、◯◯化研辺りかなぁと思います。

工事をする場合、下塗りも気にした方がいいですよ。下塗りや仕上げの色によって、プクプク膨れてくる、なんてこともかんがえられますから。

ここまで↑

付け加えると、下塗りの塗り方や選定で、使う塗料の長持ち具合が変わります。

しっかりと下地を固めてから下塗りに取り掛かる。いわゆる下地処理ですね。これ次第で塗装の出来栄えと10年後の耐久性が変わる訳です。

僕たち塗装店は塗料を売っているのではなく、塗料を使用して作った「塗膜」をお客様に買っていただいています。

シリコンだ、フッ素だ、何年持つだ、の売り込みより、どのようにしたら良い塗膜が出来上がるかの議論のほうが楽しいのです。

機会がありましたら創美にお問い合わせください。