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せともの祭り

中村 誠司
デザイン塗装日記業者選び

去年より人が多かったせともの祭り。

今年も行ってきました。

創美のイベントに何度か出店してくださった方が、せともの祭りでも出店していたため寄らせていただきました。

自転車屋さんにレモネード屋さん…

そして知り合いの陶器屋さんへ。

何か昔と比べると、お洒落な器が増えていて、紐で括った叩き売り感満載のせともの祭りとは様相が変わっていましたね。

時代が変わっています。

自分の仕事に置き換えると、安売り・叩き売りの外壁塗装…それで嬉しいお客様もいるかもしれませんが、家の塗装は一点物。

自分の理想の塗装に仕上げたいですよね。

時代は変わっていきますので、常に「自分たちはこれでいいのか?」と自問自答しながら仕事に向き合わないと、時代に取り残されてしまいます。

この場合の「時代に取り残される」とは、潰れて無くなってしまうということです。

潰れてしまっても車があれば塗装屋は続けられるので、いいんですけどね(笑)

せともの祭りといえば、だいたい雨が降ります。

せともの祭りは昭和7年、磁祖加藤民吉に感謝を捧げるお祭りです。

磁祖加藤民吉が、奥さんを瀬戸に残して九州に修行に行った時、一子相伝秘伝の技を修得するため、九州の窯元の娘さんと夫婦になり、技を修得して瀬戸に帰ってきます。それを追って九州の奥さんが子供と瀬戸に来た時に目にしたのが、民吉の奥さん…

あまりの悲しさに、あま池という池に身を投げて亡くなってしまったのだそう…その悲しみの涙がせともの祭りの雨…と言われています。

諸説あるようですが、これに関しては何も言えません…。

昔から「せともの祭りは雨が降る」…これは瀬戸市民なら誰でも知っていることなので「今年もやっぱり降ったね」が合言葉みたいなもの。

今年はスコールみたいな降り方でした。

なのでせともの祭りに行ったのは、二日目の終わり頃。

雨をやり過ごしてから行きました。

時間があまり無かったので新しくできたコーヒー屋さんには寄れず…

昨日も寄りましたがラストオーダーに間に合わず…

また行きたいところができました。

今年で92回のせともの祭り。

創美は、中村塗装から始まり30年。10月1日が創業記念日です…が、塗装屋さんらしく「いい色」にちなんで11月16日にイベントを開催します。

11月16日は平日なので、その前後の週末にイベントを催しますので、是非チェックしてくださいね。