タイル調塗装
中村 誠司
今回の任務は「現状復旧」でした。
1月にお問い合わせをいただき、工事まで4ヶ月。
ご契約から工事まで準備期間を3ヶ月いただけると、色の打ち合わせなどゆっくり決めていただけます。
特に特殊な塗装になると時間が掛かります。
以前ブログで書いたクリヤー塗装不具合の例もあり、年数が経過したサイディングにクリヤーは塗装できないので、気に入っているタイル調サイディングをクリヤー仕上げ出来ないなら、色を変えてみたいとご主人が言ってみえましたが、やはりイメージが湧かないとのことで現状復旧。タイル調塗装の出番となりました。
下の写真。
まず目地色で仕上げます。
ここまでで3回塗り。通常の塗装です。しかしバルコニー内外壁など、雨がかりは部分的に5回塗ってあるところも。
凸部を塗り重ねます。
正直なところ、これでも十分な気がしてしまいますね。
そこにグラデーションを掛けていきます。
エイジングというか、より本物のタイルに見えるように塗り重ねていきます。
目標は現状復旧でしたので、足場がバレて全体を見てもらって、お客様には喜んで頂きました。
良かった…ホッとしています。
あとは擁壁を塗装して完了。
擁壁も安全を考慮して艶消し塗料で塗装。
創美では、センス良く塗り替えたいとの想いで、色決めに時間をかけていただきます。
後悔のない塗装工事、業者選びは慎重に。