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瀬戸市Na様邸

中村 誠司
2021年5月 瀬戸市Na様邸アドバイス下地処理下地補修屋根の割れ業者選び

苔の繁殖は怖いですね。

苔が根を生やし、サイディングがえぐれています。

そこに浸透シーラーを2回ほど染み込ませてあり、雨の後でも水を吸い込んでないのが分かりますでしょうか?これを行ってから塗装に移っていきます。

他業者様はどうしてるのかなぁ…

エポキシ樹脂でボコボコを埋めてしまいました。他業者は、ここまでやらないと思います。

エポキシ樹脂を使用するメリットはいくつかあります…。

興味がありましたら創美にご相談くださいね。

さて、雨が降らない間に屋根を仕上げましょう。

前回業者の痛い仕事を直してから塗装です。

縁切りがされてなかったので、電動工具で全て縁切り作業をし、割れの直し。

板金で直したのが3枚分。

エポキシ樹脂で直したのが17枚です。

屋根材の形に整形したのが9枚と樹脂で接着したのが8枚もありました。

北側以外は割れていましたね。

しっかりと修正してから塗装に掛かっていますのでご安心ください。

付帯部は中塗りまで終わっていて、あとは養生をしてから塗装に入っていきます。

ここで屋根材の間に入れるタスペーサーについて少し。

タスペーサーは毛細管現象で、塗料で埋まり逃げきれない雨水を抜くために、屋根材を浮かすものであります。

容易に、塗料で引っ付いた屋根材を縁切りができ、排水・通気をするものでもあります。

ただ欠点もあります。

タスペーサーを使用することにより、それに頼り過ぎて縁切りをしなくなる、歩くと割れやすくなります。

創美では縁切りは絶対やります。

歩くのもタスペーサーを入れていない箇所に足を置きます。

中塗り後、縁切りした後にゴミを飛ばしている写真です。この後にタスペーサーを入れます。

屋根だけでも相当な仕事を施しているんですが…。

塗るだけなら早いですよね。こちらのお家は2回縁切りをしています。

屋根を塗りながらいろいろ考えました。

創美で工事しないと、お客様が損するなと。

ただ、創美で工事するメリットをお客様に説明できない僕の責任です。損をさせてしまった方には申し訳ない気持ちです。

今年はコロナの緊急事態宣言で、皆さん家にいる時間が長く、塗り替えでもするかという事だと思いますが、お問い合わせも多く、ご成約もたくさん頂いております。

僕たちの責任は、お客様の財産を守ること。

手を掛ければ掛けただけお客様のためになります。

気を抜けば、それが自分たちに返ってくるんです。

それが値段に反映されるのが塗装工事。

安さを取りますか?良い仕事を選びますか?