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長久手市T様邸

中村 誠司
塗装の材料について色の決め方2019年10月 長久手市T様邸

色にこだわり…というかコケが目立たない色で、と仰っていたお施主様。

可愛い色に仕上がりました。

こちらの写真のようにコケが…。

高圧洗浄機でコケはほぼ綺麗に落ちました。しかしコケの色素沈着が見られたし、コケって根っこまで取りきれているとは言えないんだそうです。

コケやカビが酷いお住まいの外壁には

これ!カビニゲールです。

何度もご紹介していますが、アルコールによるカビ除菌になります。

バイオ洗浄とかママレモンですから。

ただ塗装をしない場合にサイディングを洗う場合はママレモンでないとダメですよ。

先日、現調で伺ったお客様は、ご自分でカビキラーを振りかけて軒の汚れを落としていたそうです。

絶対ダメですよ。カビキラーは有機物を破壊します。

お風呂場で余計にカビが増える経験をしたことありますよね。外壁サイディングなどにも絶対に使ってはいけません。くれぐれもお願いします。

カビニゲールで除菌した後、浸透性プライマーで旧塗膜を固めてからシリコンのマットタイプを塗装。

カラーシミュレーションで2種類をお出しし、良いところ取りの色の組み合わせで決まりました。それもありですね。カラーシミュレーションと見本板を作って正解でした。見ながら選んでもらえますので。

そして圧倒的に艶を極力落とした塗料が現在のところ大人気です。

今回はお客様にお薦めする材料を迷いました。最初に書いたようにコケが一面に生えてしまっていましたから…。

しかしよく見ると外壁部分だけなんです。

玄関上の意匠性塗料はまったくコケが生えてないのです。

完全に新築業者の材料選定ミスですね。外壁に塗ってはいけない物を塗った可能性が高いことが分かりました。

ここで浸透性プライマーを使ったのも正解でした。シリコンのマットタイプでも大丈夫なのを確信しました。

屋根もご提案時にお約束したように、しっかりとひび割れを直しましたし、強化プライマーを塗って4回塗りです。完璧です。少しでも長く持つように念を込めてお引き渡しいたします。どのお宅もそのようにしています。

今はお客様ご自身が業者を探すのが当たり前になっています。良い業者、ダメな業者いろいろあると思います。値段で決めるお客様もああるでしょう。

創美は私が良いと思った材料しか使いません。それは塗り易い材料ではなく、長く持ち、コケが生えにくく、耐候性に優れたものです。

材料の希釈も極限まで減らします。希釈しないと塗れないものは希釈しますが、基本は無希釈で塗ることを職人との約束事としています。これは私の長い職人経験の中から、塗膜で肉厚をつける、綺麗に見えるように仕上げたものは長持ちする。というものが私にはあります。

何で業者を選ぶかはお客様次第ですが、どんな下地処理をするか、など業者に聞いて選んでもいいかもしれませんね。

瀬戸市・尾張旭市・長久手市周辺で外壁塗装・防水工事をお考えなら創美にご相談ください。

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