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振り返り…

中村 誠司
外壁塗装

過去のブログを読み返していました。

少し恥ずかしくなるようなことが書かれていましたね(笑)

3年前に遡って、どんな気持ちで新生創美として出発したのか思い出していました。外的な環境も随分変わりましたね。私の体重も随分と変わりました。

塗装専門店みたいなお店が多店舗展開して、創美周辺にゾロゾロ来ています。大きいリフォーム会社が外壁塗装専門店を名乗ってみたり、家電量販店がリフォームをするようになったり、最近ではトヨタホームがパナソニックと提携したりして…。そしてパナソニックホームズがどうなるのか…。日本の経済を支える会社の一挙手一投足に注目しています。

日曜日もお世話になる会社の社長さん達とご飯を食べていましたが、自動車業界がどうなっていくのかという話は、結論は当然出ませんが、あらゆる手立てを考えて会社を経営しなければいけないと話していました。当然私達建築関連の業種も製造業の方達の動きに左右されるので、耳をダンボにして聞いていました。未来のビジョンは当然あるのだけれど、そこに到達するための手段は、時勢によって変えていかなくてはいけませんね。

職人のこだわりだけでは会社が潰れてしまいます。色々な角度からお客様に創美で工事をすることのメリットを訴えていければなぁと思います。

3年前に下請けをやめて、自社でお客様から直接受注するスタイルに変換しました。

最初は苦しくて苦しくて…。

苦しいのは今もそんなに変わりませんが、お客様からのご紹介や知人からの声掛けが三分の一ほどを占めます。この数字は私が目指すところに近づいているといえます。

大きく宣伝することなく、創美で工事したいと思ってくださるお客様と一生のお付き合いがしたい、お家の面倒を見させて欲しいとの思いで多くの現場を抱えないスタイルを貫いています。

今後は下請けをやらないスタイルを維持するため、公共工事もできるようにしていきます。

と言いながら、最近は若干の下請け工事をさせていただいています。何故なら良い仕事を要求するお客様だからです。想いが同じお客様だからです。

そもそも私達建築関連は、人件費が工事費用の7割ほどになります。工事費用を削るということは人件費を削ることになります。工場でネジを作っているわけではなく、色々な場面に遭遇する現場仕事で一番削ってはいけないのが人件費です。人件費を削られるとどうなるか分かりますか?職人魂がない作業員は手抜きをします。

企業努力として目一杯体を動かし、一日のうちの時間を少しでも作業に費やしてかかる人員を減らしますが、限界があります。

そこを分かってくださるお客様となら、下請けでもいいと思っています。

私が下請けをやめた時、色んな人達は「どうせ失敗するだろう」「上手くいきっこない」との声ばかりでした。

しかし創美のホームページを作って下さった橋本さんが、ある研修で講師をやられていたときの言葉で「なにかを得るためには、なにかを犠牲にしなければなし得ません」というお話をしていました。私の中で強烈に、今でも座右の銘として心に刻まれています。

何かをしようとする時、失うものと秤に掛けて結論を出すようにしています。

下請けを続けていたら、生活や収入では困らなかったでしょうが、自分で仕事を創り出すことさえできずに一生を終えたかも知れません。今は何もかもが精一杯でシンドイですが、お客様に喜びを感じていただける工事ができるようにしていく事が私達の課題です。

「お客様」が主語となるように。

迷われるお客様、業者を相見積もりに掛けます。それはそうでしょう、これだけ情報が溢れています。間違った情報も多いんですが、それはお客様は分からないので仕方ありません。お客様が聴きたい事を、私も上手に説明できるように勉強しなくては…(汗)。

今日、初心に戻る意味も含めて、自分達の脚でポスティングをしようとチラシを折っていたので、こんなブログを書きました。

瀬戸市・尾張旭市・長久手市周辺で外壁塗装・防水工事をお考えなら創美にご相談ください。

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