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瀬戸市I様邸

中村 誠司
サイディングボード施工日誌2019年3月 瀬戸市I様邸

3月15日から始まりました瀬戸市I様邸。

紹介がご縁で工事をさせていただきました。本当にありがとうございます。

築13年で比較的まだ綺麗なお宅です。

しかし…

こうなっていたり…

こうなっていたりしました。

チョーキング(白亜化)も出ていました。

両方ともしっかり補修しておきましたので大丈夫ですよ。

どう直したか…

中塗り完了時点での写真です。直し方は書けませんが、新品と同じくらいの強度は出ていると思います。

だいたい塗り替えを考える時点で、サイディングは相当傷んでいます。それを見つけてどう直すかは一番のキモになります。知識が必要なんですよね。

サイディングのどこがどう傷むのか分からないとプロとは言えないと思うんです。

補修の仕方がとても重要です。

サイディングを補修するのはコーキングではありませんから。

もし工事されるなら、工事屋さんにどう直すか聞いてみるといいと思います。

さて、I様邸は屋根瓦ですので、それ以外の塗装工事で、使用材料はオールフッ素。

外壁は水性のフッ素。

付帯部は弱溶剤フッ素での塗装でした。

フッ素についてはW様邸で述べた通りになります。こちら

私は関西ペイントの外壁材に絶大な信頼を寄せています。

3分艶で素敵な仕上がりになりました。

当然ジョイントシーリングは打ち替え。

ベランダ手摺壁のスリットの天端が…

これはいけません。

サイディングは直接雨を受けるとダメになります。時間が経つと雨漏りの原因になってしまいますので…。

カバーを取り付けさせていただきました。

アルミですとスリットが狭くなりすぎてしまいますので板金で。

外側に雨が流れて水垢が付かないように、内側に傾斜が付けてあります。

お客様の気付かないところにも職人の気遣いが。

私達職人はこうあるべきです。

I様邸とは離れますが、この縦ジョイント。

シーリングをしてはいけません。

先日、とあるお客様が「他社はこのジョイントを埋めなければいけないと言っている。」

もう一つ、「破風の木部はガルバリウムを被せなければいけないと言われた。」と…

気の毒ですが、止めてあげられなかった自分が情けないやらで…。

まだまだ消費者の皆さんが知らないのをいいことに、やらなくていい工事までやらせてお金を巻き上げる業者がいます。

いなくならないんでしょうけど。

消費者の皆様は、本当にお気をつけて工事業者を選んでください。

瀬戸市・尾張旭市・長久手市で塗装・防水をお考えなら創美にお問い合わせください。