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尾張旭市W様邸

中村 誠司
塗装の材料について2019年3月 尾張旭市W様邸

2月25日から始まった尾張旭市W様邸。

完了となりました。

使用材料はオールフッ素。

外壁材は水性フッ素ですので置いておいて。

現在ある塗料の中で、無機塗料に次いで耐用年数が長い材料がフッ素になります。

フッ素については各メーカーさんから出ていて、説明の必要もないと思います…

しかし、久々に塗料の解説をしようかと。

まず、巷で噂の4Fフッ素樹脂塗料ですが、水性はありません。全て溶剤か弱溶剤の材料で、日本ペイントが出している材料になります。

4Fフッ素は熱・薬品・耐候性に優れています。

そして、その優れた特性ゆえ溶剤にも溶けにくいんだそうです。

⁇ってなりますよね。

そうなんです。溶剤に溶けにくいものですので、他の樹脂と混合させなければいけない、となると厳密に言うと、塗料における4Fフッ素は変性4Fフッ素といえるし、この樹脂が劣化すればフッ素の結合が切れて劣化します。

紫外線に弱い部分が出てきてしまう4Fフッ素より、規則正しい分子構造のRSゴールドマイルドF(フッ素のF)のほうが紫外線劣化が起きにくいです。

関西ペイントの技術力と職人気質は大好きですが、日本ペイントは売り方が上手い。

その昔、いろいろなメーカーを使わせていただきました。SK化研はダメです。同じシリコンでも「シリコン入ってるの⁈」って思うぐらい耐候性がありません。

日本ペイントもSK化研を追いかけるあまり、品質を落としたと思われます。

創美では使用材料の90%、関西ペイントを使わせていただいています。

関西ペイントのリフォームサミット専用の塗料で、お客様が分かりやすくするためです。グレード分けでお客様が理解しやすくなっていますので。

シリコンのシルバーとゴールド、ゴールドのフッ素、最近ではプラチナ無機塗料まで出てきました。

…値段だけで判断するお客様には厳しい単価になっているのかもしれません。

今回のW様は「頼んで良かった!」と言っていただきました。

今までのお客様も、そう言っていただけるお客様ばかり。私は、そのお客様の笑顔のために頑張るのみです。

今回もM氏が大活躍。

何をしたかは書けませんが、他の工事屋さんがやらない、塗装が長持ちするよう細工をしてあります。他の塗装屋さんは間違いなくやりませんし知らない事です。あとサイディング割れの補修なんて、コーキング材でゴシゴシ擦る事しか知らないと思います。

こんな手間のかかる事もやっていますよ。

創美では、次の塗り替えでシーリングの打ち替え費用を減らす為に、良い材料を使用しています。そしてシーリング材も長持ちするように細工をするんです。

プラスアルファですね。

外壁材の下塗りと破風・鼻隠しの下塗り材は変えてあります。

これも下地による適正な材料選択です。

こんな面倒くさい事をするのは私ぐらいです(笑)。

塗装の厚みにもうるさい私。

「綺麗」とは塗装の厚み・色彩・周囲との調和だと考えています。

当然お客様のお考えを中心に、創美こだわりの仕事を織り交ぜます。

10数年に一度の工事。せっかくだからワクワクしませんか?

瀬戸市・尾張旭市・長久手市周辺で塗装工事・防水工事をお考えなら創美にご相談ください。

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