私たちがどのように仕事に取り組んでいるのかをご紹介させていただきます。外壁塗装工事業者選びの参考にしていただたら幸いです。
屋根
その家に住まう人を、雨風や紫外線から守るという重要な役割の大半を担っているのが屋根です。言い換えれば、雨風や紫外線を一番受けて傷みやすいのが、屋根であると言えます。お客様にとっては見えにくい箇所ではありますが、工事の良し悪しでお家の耐用年数が変わってくる重要なポイントでもあります。
以前、現地調査の際にお客様から「屋根に登らなくてもいいんですか?」と不審そうに尋ねられたことがありますが、大きな割れがあれば下からの目視で確認できますし、ほぼ100%割れが発生していますので、確認のためにわざわざ屋根に上る必要はありません。
軽微な割れについては、創美独自の補修方法がありますので、料金をいただく事はしていません。屋根材の差し替えや板金のやり直しなど、他の業者を呼ばないと出来ない場合は追加料金が発生してしまいます。ご了承ください。
この写真のように、棟の板金にこんなに大きな隙間が開いていたり、釘が抜けてしまっていることも珍しくありません。要所要所のビス留めと、シリコンシーリングで塞いていきます。ビス留めとジョイントのシーリングは、創美では標準仕様ですのでご安心下さい。
大きな割れの場合は、エポキシ樹脂で接着します。下に板金を敷き込んで、浸透型の樹脂を何度も何度も流し込みます。目に見えない作業ではありますが、耐用年数が大きく変わるんですよね。見えない所こそしっかりと!が私たちのポリシーです。
強化プライマーを塗布し屋根材を強化。下地処理をしっかりした後に下塗りをします。
そして中塗り、上塗りを行います。
そんなに何回も塗るの?と言う位(笑)屋根に時間をかけています。
なかなか見えない所ですから、お客様にも写真を見ていただき状況を報告します。
外壁塗装や防水のお値段は安くありません。この金額の大半は作業員の工賃です。安いという事は工賃を削るということです。やらなければいけない事をやらずに済まさなければ辻褄が合いません。つまり、こうした見えないところ(しかし重要なところ)にしわ寄せが行くということになります。耐用年数の短縮という代償を払うのはお客様です。どうか、安さを謳う業者には気を付けていただきたいと思います。
■外壁の下地処理
サイディングの補修について
この写真は割れたサイディングの補修の様子です。
浸透形シーラーを2回塗り、その後マルチシーラーを塗るという念の入れようです。
下地処理は良い仕事をしても表に現れません。しかし長い年月を掛けて違いが出てきます。塗膜が長生きするかしないかは、下地の処理方法によって決まります。
大抵、塗り替えを考える時点でサイディングは相当に傷んでいます。それを見つけてどう直すかは一番のキモになります。サイディングの補修には、高度な知識と技術が必要で、どこがどう傷むのか分からないとプロとは言えないと考えています。
サイディングのひび割れをコーキングで補修しているのをよく見かけますが、それでは必要な強度が全く出ません。お家を長持ちさせるためには、補修の仕方がとても重要です。
シーリングについて
シーリングについては、次の塗り替えでシーリングの打ち替え費用を減らす為に、良い材料を使用しています。そしてシーリング材が長持ちするようにプラスアルファの細工を施しています。
下塗り材について
外壁材の下塗りと破風・鼻隠しの下塗り材の種類を変えています。
下地による適正な材料選択です。
おそらく、こんな面倒くさい事をするのは私ぐらいでしょう。
さらに、塗装の厚みにもうるさいです(笑)
「綺麗」とは塗装の厚み・色彩・周囲との調和だと考えています。
塗装体験
創美では、ご希望のお客様にご自宅の塗装体験をしていただいております。
良い思い出になったと好評をいただいております。
施主様検査
工事後には、しっかりと確認をしていただいております。
こんな機会は無いからと、足場に登って工事の確認をしていただくこともあります。
屋根のキレイな仕上がりと、普段は見られない景色にとても喜んでいただきました。
壁、屋根はもちろん、樋や換気扇カバーなども見ながら「新築みたいにキレイ!ホントに手抜き一切無しだね!」とお褒めの言葉をいただきました。
お客様の笑顔を見る事が出来て本当に嬉しく思いました。
一年点検
創美では、塗装から1年後に点検に伺うようにしています。
工事前にヒビがあった箇所が再発してないかを確認し、家全体を見ながら、壁の色、ジョイント部分のシーリングの状態なと不具合が無いかを見ていきます。
もちろん、まだ一年なのでキレイなのは当たり前ですが、それを見る事も嬉しくて「キレイだな、よし。」と手で触りながら確認しています。
補修が必要な箇所があった場合は、少し時間をおいて、きちんとお直させていただきますので、ご安心を。
どのお宅も、良い状態でありますようにと願いつつ、お客様とも久しぶりにお会い出来ることもとても楽しみにしています。
工期について
時々「創美は工期が長い」と言われることがあります、私の目が届く範囲で、思いを共有できる少数精鋭で、なおかつ他社よりも下地処理に手を掛けますので、長くなってしまうことがあります。
10数年に一度の工事だから
お客様のお考えを中心に置いた上で、創美こだわりの仕事を織り交ぜます。
10数年に一度の工事。せっかくだからワクワクしたいですよね。